ぐみの日々

語学と旅行とネイルがすき

日本との違いにビックリ。海外のお正月の過ごし方3つ。

こんにちは、Gummyです。

 

元日から心痛むニュースが多く、辛い年明けになりましたね。

氷見にいる友達が無事であることが確認でき、心からホッとしているところです。

皆様の愛する方が何事もなく無事に過ごされていることを祈ります。



 

さて、今日はGummyが体験したスペインとカナダ、フランスでの年越しを思い出しながらびっくりした習慣など書いていこうかな、と思います。

 

これから留学や旅行を考えている方にふむふむ、と思って少しでも楽しんでいただけると嬉しいです✨

 

 

 

スペインの年越し

スペインの首都、マドリードにある行政公館の鐘に合わせて、12粒のブドウを食べる

マドリードにある行政公館)

 

この習慣、今ではすっかり定着したようなのですが歴史は意外と浅く、100年ほど前にブドウ商人が始めた、と聞いたことがあります。ある年、ブドウが大豊作だったので、なんとかブドウを消費してほしいと考えたブドウ商人が、大晦日にブドウを食べると幸せになれる、というキャンペーンを始めたことが由来、と言われています。

実際、Gummyもスペインで通った語学学校の先生からこの話を聞きました。

 

今ではすっかりこのブドウの習慣が定着し、大晦日のカウントダウンの瞬間はマドリードの広場の鐘の生中継を家族で見ながら鐘に合わせてブドウを食べるのがスペイン年末の風物詩となっています🍇🔔

 

ただ、やってみるとわかるんですが、ぶどう12粒ってかなりのボリュームなんです、、、鐘は5秒間隔くらいで鳴るので、最後の方は口の中が満タンで大忙しです(笑)

 

種は事前にとっておく、飲み物を用意しておく、素早くよく噛む、などむせないように気をつけてくださいね。

 

このためだけに、普段はキロ売のブドウが12粒セットになってカップなどで売られているのも年末のスペインの風物詩です。

スーパーでのお買い物からカウントダウンを感じられますよ!

 

 

 

フランスの年越し

2013年頃の記憶ですが、旅行で訪れたフランスで年越しをしたこともあります!

 

①大晦日〜年明け午前中くらいはメトロが無料

②派手派手イルミネーション、ライトアップショー、テレビ番組もお祭り騒ぎ

③カウントダウンからクラブやおうちでどんちゃん騒ぎ

 

フランスはとにかくパーティー!!

クリスマスは家族でしっとり過ごして、年末年始は友達とパーティー🎉という方も多いそうです。

日本のしっぽりしたお正月とは違い、シャンパンにワイン、パーティー料理、エッフェル塔はレーザービームみたいなライトアップショーでキラキラに光ってとにかくお祭り、お祝い!という印象。

 

1月1日はお休みのお店もおおいので、観光で行かれる方はご飯やショッピングの計画はよく考えておくことをお勧めします😭

 

フランスでは特にお正月特有の食べ物というのはない印象ですが、唯一といっていいくらいお決まりの食べ物はガレット・デ・ロワ(王様のお菓子)でしょうか。

ガレット・デ・ロワ

 

パイとアーモンドクリームのシンプルで素朴なお菓子ですが、これのお楽しみはケーキの中に隠された「フェーブ」と呼ばれる陶器の人形です👼

 

この人形を引き当てた人はその日一日「王様👑」として過ごせるという遊び心いっぱいのお菓子。

 

フランスのエスプリを感じられますね✨

 

最近は日本のケーキ屋さんやパン屋さんでも売られているのを見かけるので、ご家庭でフランス気分に浸るのも素敵ですね。

 

Gummyはガトー・バスクなどの素朴系お菓子が大好物なので、味の面でもガレットデロワはお気に入りです。

 

 

カナダの年越し

特別なことはあまりありません!😭

カナダ最大の都市、トロントでのワーホリ中に新年を迎えたのですが、やっぱり北米はクリスマス > ニューイヤーという関係が強い気がします。

 

市役所前の広場でスケートをして、カウントダウンの瞬間には花火があがり、広場のみんなで新年を祝う、という感覚でした。

(市役所前の広場でスケート)

(市役所前の期間限定スケート広場)

 

恋人同士でカウントダウンをしている人たちは新年を迎えた瞬間にキスをしているのもよくみかけました。

この辺りはちょっと日本と違う感覚かもしれないですね。

よくテレビでやっているニューヨークのカウントダウンの風景に近い感じ。

 

 

また、カナダは多国籍、多宗教の国家という色が強いので、各コミュニティで独特のお正月を過ごす方も多いと思います。日本のコミュニティではお餅つきをした、日系スーパーでおせちを買った、などの話も聞きました。

 

余談になりますが、クリスマス休暇前の挨拶もキリスト教以外の人に配慮して、「Merry Christmas!」ではなく「Happy Holidays!」を好んで使う人が増えている、というのも語学学校の先生に教えてもらいました👏✨多様性を重んじる精神を強く感じた出来事です。

 

 

すべての国に通じて言えるのは、

「お正月が短い!」

「パーティーは計画的に!」という2点じゃないでしょうか。

 

基本的に祝日は1/1のみなので、1/2から仕事、という話もよく聞きます。

そして、上記の国々では

「外では自由にお酒が飲めない」

「お酒を売る店は免許制or時間制限あり」なので、

日本のように足りなくなったらパーティーの途中でお酒を買い足すということができません。

 

 

改めて今回の日記を書いてみて、各国にそれぞれの文化や風習があって、それぞれのお正月を過ごしているんだな、というのも思い出して楽しかったです🥰

家族ですごすか、友達と過ごすか、どの地域で過ごすか、などでも変わってくると思いますので、私は外国でこんなお正月を体験した、というエピソードがありましたら教えていただけると嬉しいです。

 

 

それにしても、こうして比べてみると、あらためて

日本のお正月にかける情熱、すごいですね🍶🎌🌅

 

 

大掃除に年賀状に年始のご挨拶にお年玉に、とやることは盛りだくさんで忙しいときもありますが、Gummyは日本のお正月が大好きです。