こんにちは、Gummyです。
Shadowingの記事と英語アプリの記事、たくさんの方に見てもらったみたいでうれしいです🥳✨
語学学習は果てしない道のりだけど、
やればやるだけ成果が見えるから楽しくなってきますよね。
収入や将来の選択肢にも直結するから、
やりたくない人でも避けて通れない分野でもある😭
ってことで、英語学習第3弾!
今日は音読について書いてみようと思います。
会社で英語の資料をたくさん読む人、TOEICのReadingパートがいつも塗り絵になっちゃう人、会話が長くなるとパニックを起こす人、ぜひ音読を試してみて!
今日のお品書き
音読の効果
皆さん、英語の勉強をするときに音読って取り入れてますか?
英語の授業でやったことはあるけど「今からここを訳しますよ」っていうサインくらいにしかとらえてなかったと思います。もしくは、発音のチェックをされてる、とかね。
でもね、音読って「英語を素早く理解すること」に
ものすごい効果を発揮します。
だから、
・英語がすぐに理解できない
・TOEICの長文が解ききれない
・会社の資料や論文を何回読んでもいまいち内容が入ってこない
こんなお悩みを持った方にぜひトライしてほしい✨
音読のメカニズム
「なんで今までも音読をやってきたのに英語がわかるようになっていないの?」
という疑問をもったかた、素晴らしい!👏👏
そこに気づくということは、英語の勉強方法を日々研究して、意味を考えながら効率的に学習を進めている証拠ですよね!
では、ここでGummyの知る限りのメカニズムを紹介しておきましょう。
納得して取り組む方がポイントもおさえられるし、学習効率も上がるはず!
そもそも、ただ黙読するだけより音読する方が脳が活性化します。
「目で見る」+「声に出す」+「音を聞く」の3つを同時にこなすことになるので、
脳の働きが高まる、というのが大前提。
そして、人が文章を理解する順番としては以下のスリーステップ。
- (目で見る)
- 音にする
- 理解する
だから、文字を見ているときにも、
人は無意識に脳内で音に変換してるの。
(音声化、とか音韻符号化、といいます。)
このステップを踏むから、
文字→音の変換に時間がかかると、
それだけで脳みそにかかる負荷が高くなりすぎてしまう。
そうするとそのあとの「理解する」まで行く前に脳がオーバーヒートしちゃって、
「英語として音にするだけで必死。今何が書いてあったんだっけ🤤?」
っていうあの状態になる。つらい。
逆に音読を繰り返すことで、英語を音にするスピードは鍛えられる。
そうすれば内容を考えることだけに脳のリソースをさけるから、
「一回読んで理解できた!」
っていう状態までもっていくことができる、というわけなんです。
もっと言えば、2の「音にする」と3の「理解」は同時にきたえることもできる。
というわけで、主に「音韻符号化」を鍛えることができるから、
音読を通してもっともっと
素早く英語を読む力を鍛えることも可能です✨
音読するときのポイント
ポイントはただ一つ!
・内容を思い浮かべながら音読すること
思い出してみてください。
英語の授業でやってた音読、文章の内容を考えながら読んだことありました?
Gummyは「いかにかっこよく読むか」、もしくは「かっこ悪くならないか」だけを考えてました。
つっかえないように、発音が分からないことがばれないようっていうことだけ必死になって、意味なんて全く考えてなかった。
これが音読がこれだけメジャーなのに、
全く効果を発揮してない原因です。
そもそも誰にも正しい音読の仕方を教わってないの。だからできないの。
だから、一回正しいやり方を理解して、その通りに取り組んでみてほしい。
でも内容をイメージしながらの音読、って言われても、いままでやったことないから正しくできてるかわからないですよね。
でも大丈夫。難しく考えないで。
「I eat an apple.」
これを読んだときに、ぱっとリンゴ🍎が浮かべばOKです。
リンゴの絵じゃなくても、「甘酸っぱくておいしいっていう気持ち」とか、
「シャリっていう音や食感」とか、「おなかすいたなって感想」とか。
字面じゃなくて内容に関するイメージが浮かぶことが大事。
シャドーイングと一緒で、まずは正しいやり方に慣れましょう。
スピードや発音にとらわれず、読みながらイメージする練習に集中すべし。
ある程度慣れてから長い文章に挑戦したり、複雑なものにトライするのがおすすめ。
注意点
最後に、正しい音読に取り組む際の注意点。
せっかくやるなら最大限の効果が出る方法で取り組みましょう🕺
- 声に出して読む
- 理解しながら読む
- 適切な負荷をかける
- 録音する
1はその通り、音韻符号化を鍛えるためのトレーニングです。
声に出すことで「脳を活性化」&「文字と音のつながりを強める」ことが目的。
ブツブツレベルの音量でいいので、必ず発声しながら行いましょう!
2について、慣れるまではこれが一番大事かも。
油断するとすぐに「なんとなく声を出してる状態」になっちゃうと思います。
場面が浮かんで笑っちゃう、心配になっちゃう、「なるほど」と勉強になる、など
読みながら自分の感情が動いているか常にチェック。
3からはトレーニング要素強め。
筋トレでもなんでも、慣れてくるとどんどん負荷を上げますよね。1キロ走ってた人が3キロに挑戦する、とか5キロのダンベルに慣れたら8キロに変えてみる、とか。
それと同じです。イメージしながら英語を読むことになれたら、
ぜひタイムトライアルに挑戦してみてください。
今まで1分くらいかけて読んでいたスクリプトなら50秒をめざすなど、
どんどん秒数を縮めていくトレーニングが英語の理解スピードアップに有効です。
スピードの目安としてはWPM(Words per minute、一分間に読める単語数)
という指標があるのでそれを使ってみるのがおすすめ。
↓ちなみに一般的な認識はこんな感じ↓
センター試験英語:WPM120
難関大学の試験:WPM150
TOEIC Readingパートを読み終える:WPM150
ネイティブの普通の発話スピード:WPM180~200
WPMはスクリプトのワード数(文字数じゃないよ!)と目標のWPMもしくは自分の音読にかかった秒数で計算できるので、目標を立てて取り組んでみてね。
(Gummyは算数激よわなので、なんかまちがってたらごめん)
自分のWPMが知りたい→ 語数÷かかった秒数×60
例) 90Words÷36 秒×60=150 wpm
(1 分間に 150 語読めている計算)
目標秒数を出したい→ 語数÷目標wpm×60
例 )90Words÷ 150 wpm×60=36 秒
(WPM150 で読むための目標は36秒)
4は自分のミスを分析する癖をつけること。
自分の音読を録音して客観的に見返す癖をつけるのが大事。
どの単語を読むのに時間がかかるのか、読み間違えている単語はないか、文章の意味がつながっているはずの部分で不自然に音読が途切れていないか、などチェックしてみてください。
息継ぎはコンマやピリオドなど、意味の切れ目ですると自然と意味のまとまりで読めますよ。
孫子も言ってたように、敵を知り、己を知れば百戦殆からず。
自分の弱点を知っておけば、勉強はもっと効率的にできます!
ふぅ、WPMの話まで書いたら長くなっちゃいました。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます👏🥳
今日は特にReadingスピードを上げたい人、資料を読んだり本を読む機会が多い方にはぜひ試してもらいたい音読についての日記でした。
まずは騙されたと思って、毎日5分、適当なスクリプトを音読してみましょう。
スラスラ言えるようになった時の、英語が同時通訳並みに理解できる感覚、
自分でもビックリするとおもいます!
皆様の英語学習に幸多からんことを祈って✨
音読始めたいけど適当なスクリプトがないわ、っていう方にはこの辺りがおすすめ。
もっと深くメカニズムを勉強したい方はこちらもどうぞ。